隠されたメール

次の日、昨日の妻の電話が気になって仕方ありませんでした。
そういえば皆で共有してるパソコンがありました。
その中に何か証拠でもないかな？と私はさぐろうと普通に定時で帰りました。
妻の方はというと、いつもの「残業です。食事してから帰ります」でした。

もし発見してしまったら？という怖さと、何もないで貰いたいという気持ちが天秤にかかり揺れています。
そして帰宅して、ＹＵをお風呂に入れ、寝かしつけてからついに決行の時がきました。

何気なく下にいき、共有ＰＣを持ち出します。
よく共有ＰＣは持っていったりしてたので、特にＢＡＡに怪しまれることはありませんでした。

そして妻のＩＤでログイン。
特に証拠みたいのはなかったのですが、１つの画像を発見しました。
まぁそこには、通販で買った洋服の明細が写っており、そのメールアドレスはフリーメールのアドレスでした。

ん？まぁフリ－メールを見てみるかと思い、フリーメールのアカウントをＩＤに入れたのですが、パスワードがなければ入れません。
まぁパスワードがわからないし、やめとくかな。っと思ったのですが、まぁ１回ぐらい試して終わろうと考えてました。
妻の誕生日を単純に入れただけなんですが、見事にヒットしログインできました。

そのとき、私の目の中に映った光景は、とんでもないものでした。
それは、妻の携帯からわざわざフリーメールへ転送してるものばかりずらっとならんでいます。

おそるおそる中身を開くと・・・・・・・・・・・・・

妻：「写真きた。かわいぃぃぃ！嬉しぃぃ！早く金曜日来なぃかなぁ」
男：「何かすごい逢いたいです。ところで僕は登録を○○にしました。」

妻：「６時！その2時間半後は会社ですょ。大丈夫ですか？ってゅぅか明日会ぅ約束になってるけど辛くなぃですか��」
男：「えっ全然大丈夫だけど、じゃ明日会うの延期シヨッか？」

妻：「もぉぉ。心配したのにぃっ！疲れたって言ってもぃつも通り一緒に居ちゃぅから！ふんっだ！」
男：「そうしてくれたら、僕も嬉しいです」

妻：「泊まりたぁい。けど…無理でしょ・・もぉ・・泣く」
男：「そういえば今日のノースリーブ可愛かったね！産毛剃ったの、まだなら今度剃ってあげよっか？」

妻：「話したぃけど場所無くなっちゃった！この家ビミョォ！○○さんに逢ぃたぃぃょぉ！」
男：「明日元気に逢いたいです！」

妻：「○○かわいぃ！中断しちゃってごめんなさぃ！でも話せて良かったです！」
男：「もうちょい話したいなぁ・・でももう遅いか」

しばらく呆然としていました。
嘘だろ・・・・今俺は夢を見てるんだ。。そんなことがあるはずがない。と自分に言い聞かせましたが
自分の中で、裏切られたという怒りと悲しみに包まれ、どうしたらいいのかわかりませんでした。
上のものは、ほんの一部分だけで、いつからなのかを見ると６月１４日から携帯からフリーメールへ転送してたものでした。
このブログでも最初に書きましたが、妻の態度が明らかに変わったのもその日でした。
しかもその日、仕事は休みだったのにもかかわらず、会社の人が結婚するとかで、お祝いをするからとお洒落をして出かけた日でもありました。

そして、最後の「中断しちゃってごめんなさい。」は、妻が玄関先で電話してたときに
私がアイポッドの充電をどうするのか？と聞きに言ってたときでした。

もうこれは確実に浮気をしてるな！と私の中では怒りや悲しみ涙と、もう頭の中は真っ白で放心状態。
しかもこの日妻は、残業＋食事して、家路につくのは０時過ぎ・・・・・

今もそいつと一緒にいると思うと、いたたまれなくなりました。
そしてその時、妻からメールが入ります。
「今帰ってます。」
その時間はいつもと同じ時間の２３時１０～２０分の間でした。