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妻の気持ちが離れた日

これからどうしたらいいか、日記を見返しながら考えていきたいと思います。

2024/05/15 (Wed)

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2008/08/22 (Fri)

YUがお泊りにくる 2 (YUの寝顔)

そして実家へ戻る車の中で、こんな会話をしました。

YU:「じぃちゃんと、おばぁちゃんのとこ行くんでしょ?」
私:「そうだよぉ!嬉しい?」
YU:「うん!やったぁぁぁ!!」
私:「パパと一緒にお泊りしようね!」
YU:「うん!!」
YU:「パパ好き!!パパと結婚したい!!」
私:「パパも好きだよ!パパとず~と一緒にいたい?」
YU:「うん!!」

また泣けてきました・・・・
最近歳なんですかね。。精神的にまいってるのもあるのかもしれません。

途中コンビニにYUと一緒に寄りました。
入ったところで、すぐにYUが花火に目がいったのです。

YU:「これ買う!」
私:「おっ!花火か。そうか今日一緒に花火しようね!」
YU:「うん!!やったぁ!!」

YUの飲み物と私の飲み物を買い、実家につきました。
私の父母もとても嬉しそうにしてます。

母:「よくきたねぇ~」
YU:「ほら。これ!」
母:「おっ!花火だね。いいねぇ~」
私:「今日ご飯食べたら一緒にやろうと思って。」
母:「そうだね。それがいい。」

もってきたオモチャで、一緒に遊んでいました。
もう元気に走り回って遊んでいます。
私はそんなYUの姿を見て、心の中で、ごめんな。ごめんな。と叫んでいました。

父も一緒になって遊んでいました。
YUがかわいくて仕方がありません。
私は妹のデジカメを持って、またこっちにこれるとも限らないので写真をとっていました。
普段なら、こんな普通の光景をカメラでは撮りません。

でも私は、なんとなくですが、もしかしたらもう会えないかもしれない。。
と頭の中がよぎっていました。何枚撮ったのかわかりません。

普段一緒にいたときは、一緒に遊んでいるもののそれが普通でした。
でも今の状況は違います。
一緒にいられることの喜び、ただそれだけでした。

そして一緒にご飯を食べました。
もうすぐご飯が終わるという頃に、雷が鳴り雨が強く降ってきました。

あぁ・・・花火これじゃできないかな。と思ったのですが
YUはご飯が終わったら、一生懸命花火を開けているのです。
!?!?そこでひらめきました。
うちの車庫は屋根がついてます。雨は幸いにも横殴りではないので車庫でならできそうです。
父に車を移動してもらい、花火の準備をしました。

そして蚊にさされないように、花火と一緒に虫除けスプレーも買っていました。
もちろん。幼児用の虫除けスプレーです。
それをYUの手や首元、足に塗りました。

私:「よし。じゃあ一緒に花火やろうか!!」
YU:「うん!!やったぁ!!」

ロウソクに火をつけ、YUに花火を持たせて、一緒に火をつけます。
煙がYUの方にいくので、反対方向に向かせたり、足にかからないようにしてました。
そこでも写真撮影の開始です。
私もそうですが、母も携帯カメラで必死にとっています。
母もなんとなく思ったのでしょうか・・・・私と同じことを。。。

花火も最後の線香花火にきました。(なぜか線香花火って最後にやりますよね?)
あと1本で終わりというころ、雷が頭上にきてるのかのごとく雷鳴が響きます。
YUは怖くなったのか、私のとこにすぐにかけより抱きついてます。

私:「YU怖いの?」
YU:「うん。。。。」
私:「大丈夫!パパがいるからね!パパがYUを守ってあげるから!」
YU:「うん。。」
すごい勢いで抱きついています。

私は心の中でこう思ったのです。
(守ってあげるから・・・今こんな状況で守ってると言えるのか?)
(理由はどうであれ、普段側にいてあげられないのに言える資格なんてあるのか?)
(俺はいったいどうすればいいのか。。)
そんな事を心の中でつぶやきながら、YUをきつく抱きしめました。

もう最後だったので、それも終わり、家の中に戻りました。

私:「怖かったね」
YU:「う・・ん」
私:「よし。じゃあパパと一緒にお風呂に入ろう!!」
YU:「ピピッなったら。」
私:「ここはピピッってならないんだよ。雷さんきちゃうぞ~w」
YU:「やだ。。一緒に入る。」

そして一緒にお風呂に入ったのです。
いつもと違うお風呂にキョロキョロしています。
何故かかかっていた、デッキブラシを取って、タイルをゴシゴシしています。

私:「おっ!YUよく知ってるね!」
YU:「さっきやったんだよ!」
私:「へ?さっきやったの?」

聞いた話によると、父が風呂掃除をしてたときに、YUがきたみたいなんです。
そしてYUも一緒にお手伝いをしてくれたと言ってました。

お風呂もあがり、すでに寝る準備ができていました。
YUも何度かきているとはいえ、違う家ということもあり、疲れたんでしょうね。ちょっと眠そうでした。
すぐにベッドに横になり、今まで恒例だったYUとの談話を久しぶりにしました。

私:「YU昨日は何してたの?」
YU:「うんとねぇ。うんとねぇ。電車乗ったんだ!」
私:「おーそうなんだ!電車に乗ってどこに行ったの?」
YU:「お買い物いったんだよ。」
私:「お買い物したんだ!」
YU:「うん。お買い物したんだよ。」
私:「そうかぁ!楽しかった?」
YU:「うん。」
私:「明日ゴーオンジャー見に行こうね!」
YU:「ほんと!!」
私:「うん。ほんとよ!ゴーオンジャーくるんだよ!」
YU:「ゴーオンジャーに来て欲しい!」
私:「よし、じゃあ一緒に行こうね!」
YU:「パパ!」
私:「なぁに?」
YU:「パパ好き。パパ好き。パパ好き。」と強く抱きしめてきます。
私:「パパもYUのこと、大大大大大大大好きだよ!!」と抱きしめました。

また涙が出そうになりました。
YUは勘付いているのかもしれません。。パパが普段いないことに。

夕方母が洗濯物をとりこんでたときに、私のパンツやTシャツを見て。
YUが、それパパの?って不思議そうに聞いていたのを覚えてます。
なんでパパのがここにあるんだろう?と・・・
まだ3歳だというのに、しっかりわかってるんだな。。と・・・・

そう考えてたら、YUはすでに眠っていました。
私は起き上がって、YUの寝顔を見ながらこう囁いたのです。
「パパがいない事で辛い思いをさせてごめんな!パパと一緒に遊びたいんだもんな!」
「パパもず~と一緒にいたいよ!」

自転車のこぎ方を教えてた時の事や、こげるようになった時のYUの楽しそうな顔
休みの日は一緒に公園に行ったり、乗れるようになった自転車で近くの駅に電車を見に行った事
今まで一緒にいた記憶が呼び戻ってきます。
そんな事を思い出してたら、涙があふれてきました。

だめだ!今日はもう何も考えないで、明日のゴーオンジャーの為に早く寝よう。
久しぶりにYUの隣で一緒に添い寝をしました。
何度も何度もYUのホッペにキスをして抱きしめながら。

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2008/08/21 (Thu)

YUがお泊りにくる1

そして待ちにまったYUを迎えに行く日がきました。

この一週間というもの、毎日のように自棄酒を飲み・・・
っと言っても、私はお酒は飲めないのでビール缶1本でも相当きます。
ほとんど睡眠薬変わりとしてお酒を飲んでました。

お酒を飲んで寝ると眠りが浅いと同僚に聞いたので
YUが泊まりにくる前日はお酒を飲まないでいました。

妻から午後13時過ぎなら大丈夫だと思います。とメールがきていたので
それに合わせ、12時30分頃出発。
通常車で40~50分位かかるのですが、その日は私が早く会いたいというのもあり
13時ジャストに到着・・・ただ、まだ昼食をしてる可能性があり
食べてるときに私が行くと、興奮して食べなかったりするのです。

一度電話してみることに。
・・・・・・留守番電話
再度電話してみることに
・・・留守番電話
!?!?!?!?
あきらかに2回目の電話は留守番電話に変わるのが早かったのです。

妻はこの日社員旅行に行ってます。
こんな状況にあって社員旅行に行ける神経もわかりません。
まぁ本当に社員旅行なのかも怪しいものですけどね。。。

このまま会えないんじゃないかという焦りもありましたが
約束は約束だし、まだ早すぎたかな。と思い
近くのホームセンターで暇つぶしを10分ぐらいして再度電話しました。

今度は出ました。義母が
義母:「はい。」
私:「今から伺おうと思っているのですがお昼は食べ終わりましたか?」
義母:「YUは眠いと言って横になってるのよ。」
義母:「お昼寝させようと思ってるんだけど」
私:「じゃあどうすればいいですか?今もう近くまでいるのですが!」
私:「妻は13時過ぎにお願いしますと言っていたので、寝なければこちらで早めに寝かせますので」
義母:「・・・・・・いいわ。」
私:「では向かいます。」

はい。明らかに嘘ですね。
この人も嘘が苦手です。何が私の事を、今でも私の息子だと思ってますだ。
糞ババァ!!!!

そして到着しました。
思ったとおり、YUは元気に飛び回ってます。

YU:「あーーーーパパだぁぁぁぁぁ!」
私:「YU------!!ギュッと抱きしめました。」
YU:「パパ好き!」
私:「パパもYU好きだよ!」
YU:「パパあそぼ!」
私:「うん。遊ぼうね。ちょっとお片づけがあるから一緒に片付けようか?」
YU:「うん!!やったー!」

そして何やら上で義母が、怒り心頭なのかいつもキレた時のように
床や扉を、ガン!!バン!!ドンドンドン!!
自分の思い通りにならないと、いつもそうなんです。
子供によくないのでやめて欲しいのですが・・・・
ヒステリックババァ!・・・と心の中で叫びました。

この義母が原因で私達はこうなってしまったのも理解してるんでしょうが
義母が私を好きではないので、娘から引き離そうとしてたのがバレバレ!!
だけど、家のローンは私が組んでいて、私が払わないと生活できないのもわかってるので
顔をあわせると押し殺したようにしています。

こいつには本当の意味で裁きを下したい!!
そう思いました。

そして上から降りてきました。
YU:「パパだよ!」
義母:「・・・・」
YU:「パパだよ!パパ!」
義母:「あっそ。これ着替えです。」
私:「はい。ありがとうございます。ちょっと荷物を少し運びますので」
義母:「はい。」
私:「YU!じゃあ行こうか!」
YU:「うん!行こう行こう!」

そして2階で私の書類とかを全て紙袋につめました。
洋服箪笥の上に私と妻の写真が飾ってあったのですが、見事にありません。
そして、洋服を少しつめて、ロフトにあがりました。
ロフトに、私と妻との思い出の詰まったアルバムの上に、箪笥の上にあった写真がありました。
妻が片付けたんだな。。と思いました。
でもまだ捨ててはいなかったので、心の中では少し安心した自分がいました。

義母が私が何を持っていくのか、遠くから様子を見にきてます。

私はこいつだけは、絶対に!絶対に!許さない!!!
怒りがこみあげてきましたが、ここは我慢です。

早めにYUを連れて出たかったのですが、目的の物がみつかりません。
残高確認するのに、ネットで見れるのですが、そのカードが見つかりません。

私:「あの、○○銀行のお客様カードというのを預かってませんか?」
義母:「私は知らないわよ。」
私:「そうですか。じゃあ妻が持ってるのかな」
義母:「私はカードは渡した2枚しか渡されていないので」

そして1階に降りて、書類等を確認しましたがありません。
多分妻が持っているのかな?と思いました。

これ以上探しても何も出てこないので、早めにYUを連れて出ました。

私:「これからパパと一緒にお出かけしようか!」
YU:「うん!行こう行こう!やったーーーーーーー!!!」

また込上げる物がありましたが、ここは我慢です。

私:「じゃあ!行こうか!」
私:「では、すみませんが行きますね。」
私:「今日1日久しぶりにゆっくり!しててくださいね。(ある意味嫌味っぽく)」
YU:「じゃあ。行ってくるねぇ~!(義母に言ってます)」

YUはやっぱりパパっ子です。
パパパパ言って、とても嬉しそうでした。

そして車に乗り込むと、義母が犬を抱いて見送りにきてます。
YU側の窓はあけないで、私は、会釈をしてYUと一緒に実家に戻りました。

今日はYUは私の実家にお泊りです!
私は嬉しくて嬉しくて、車の中でYUといっぱいお話をしながら自宅へと向かったのです。

2008/08/20 (Wed)

子供のお泊りの許可願い。

実家での生活が始まりました。

ただ、何もすることがありません。
今まで子供と遊んでた時間帯は全て空白の時間に変わりました。

朝方、起きると子供の姿を探す自分がいます。
あぁそういえば実家か・・・・と現実にふと戻ると、虚しさと悲しみに襲われる毎日でした。

そして子供を私の実家に泊まらせてもいいか?の許可を花火大会の時に話ししていたのです。
その時はできれば行かせたくないと言っていた妻でしたが、私が再度確認をとってみました。

私:「YUを土日に、こちらに泊まらせたいとお願いしてた件についてですがいかがですか?」
私:「返答待ってます。宜しくお願いします。」

なんでこんな他人行儀なんでしょ・・・・

それから次の日に妻から返答がありました。
妻:「こちらは今日から夏休みです。」
妻:「今週末のYUの宿泊の件ですが、宜しくお願いします。」
妻:「私にダメという権限はありません・・・」
妻:「ただ、食べる物とクーラーのかけ過ぎ、病気と怪我だけには十分に注意して下さい。」
妻:「また、できるだけ食事は薄味の手作りのものを食べさせてあげて下さい。」
妻:「宜しくお願いします。」

無事に許可がおりました^^
だけど自分の子供に会うのになんで許可をとらないといけないのかと思うと
すごく切ないです・・・・

そして妻に返答しました。
私:「YUの食事の件、了解しました。私の母に伝えておきます」
私:「もし何かあったときの為に、何もないと思いますが、母子手帳もお借りします。」
私:「YUの保険証が入ってると思うので」
私:「いいですね。夏休み!」
私:「YUとできるだけ一緒にいていっぱい遊んであげて下さい。もうパパパパ言ってないですか?」
私:「週末は社員旅行でしたね。」
私:「今までの疲れを忘れるぐらい楽しんできて下さい。」
私:「土曜日そちらに伺いますが、何時頃YUを迎えに行けばよいか連絡をお願いします。」
私:「それと少し荷物を運びますので(洋服ですが)早めにお伺いすると思います。」
私:「それと明日は祖父母のところに行かれるのですよね?現状をお話されるのですか?」
私:「祖父母に宜しくお伝え下さい。今度仕事帰りに伺いますと。」

妻から返答がありました。
妻:「日曜日は何時に帰してくれますか?」
妻:「ショーが終わったらそのまま帰りに寄って欲しいのですが。」
妻:「何時になりますか?」

続いてもう1つきました。
妻:「帰りの時間よって土曜日の時間決めますので先に教えて下さい。」
妻:「その後先ほどのメールの返信を致します。」

従うしかないので、返答をしました。
私:「こちらから行くので、15時からのショーに行きます。」
私:「なので夕方17時近くにはそちらに行きます。」
私:「前後するとは思いますが。」

妻から返答がありました。
妻:「連休中でどこも病院はお休みです。」
妻:「何かあった場合はこちらに連絡下さい。こちらから保険証を持っていきます。」
妻:「『パパ』は一切言っていません。毎日ご飯もたくさん食べています。元気です。」
妻:「休み中はずっと一緒にいます。心配いりません。」
妻:「土曜日は昼をこちらで食べさせますから午後からお願いします。」
妻:「明日祖父母の所に行きます。現状を話してきます。心配すると思いますが、隠すのも良くないと思いますので話ししてきます。」
妻:「日曜日はあまり遅くならないようにして下さい。宜しくお願いします。」

私:「わかりました・・・」
私:「そこまで言われるということは、○○(妻の名前)には、もう決心がついているということですか?」

妻:「どの部分でそう思ったのかわからないのですが。」
妻:「しかもまだ一週間しか経ってないのですが、既に結果を出せと迫られるのですか。」

私:「それならばまだ私にもチャンスがあるのでよいです。」
私:「なんでそうつっかかるのですか?」
私:「迫ってる訳ではありません。」
私:「祖父母に伝えるということは、それなりの覚悟が必要だと思ったからです。」

妻:「かなりの覚悟ですよ。今週頭からずっと緊張してます。」
妻:「でも隠しても車は違うし、こっちに遊びにくればスグにバレます」
妻:「でも祖父母は私にとって、それくらい大事な存在だからこと言うんです。」
妻:「私にとってその様な存在とはわかっていただけないと思いますが・・・」

私:「最後の一言は余計です。」
私:「私も一緒に住んでもよいぐらい大切だと思っています。」
私:「そこは勘違いしないでいただきたい。」

また売り言葉に買い言葉になってますね。。
もうこうなってしまっては修復は無理なのでしょうか・・・


2008/08/19 (Tue)

花火大会!

そして次の日、花火大会があります。
YUが生まれて10ヶ月ぐらいに一度行ってからと言うもの
毎年、桟敷席を購入し、花火大会に向かうのです。

別居の為、私は実家に帰りましたが、花火大会には行くことができました。
妻はその日仕事です。仕事が終わってから合流するとの事でした。
私、YU、義母、義妹の4人で会場に出発です。

花火大会近くの駅ビルに車を停め、食べ物や飲み物を購入し
YUと手を繋いで、皆で花火大会会場へ行きました。

花火大会開始時刻は19時ですが、18時頃には会場についていました。
義母と義妹は出店に買出しに行くといって席を離れ。
私とYUとで席で待っていました。

さぁそろそろ19時です。
花火大会開始!というところで、YUがうんちをしたいと言い出しました。
私はYUを連れ、仮設トイレに行きましたが、すごい行列です。

そして花火大会はスタートしました。
19時20分ぐらいにようやくYUとトイレに入り席へ戻ります。

席へ戻った時に、妻がいました。
妻:YU~~^^(きつく抱きしめて)

私には目もくれず、私は自分のいた場所に入りました。
気まずい雰囲気ではありましたが、私は妻に話しかけたのです。

私:「何時頃着いたの?」
妻:「さっき。」

・・・・・そっけない返事が返ってきます。
そんな苛立ちから、タバコを吸っていると、妻が私に話しかけてきました。

妻:「灰皿あるの?」
私:「あぁ食べ物の入ってた空いたパックを灰皿替わりにしてる。使う?」
妻:「終わったらでいい。」
私:「わかった。」

ぎこちない会話でしたが、花火大会中の会話はこれだけです。
そして花火大会も終わり、皆を家まで送ります。
その時に、妻に話すことがあったので、会話をしました。

私:「ちょっと・・・」
妻:「何=3」
私:「車なんだけどさ、俺別に土日に使う事もないから置いて行こうか?」
妻:「いい!一度持って行ったんだから持っていきなよ!」
私:「だっていくら安い車を買うと言っても、それなりにするだろ?」
私:「保険だって入りなおさないといけないんだよ?」
私:「だったら置いて行くから使ってればいいじゃん。」
妻:「いいの。もう社長に頼んじゃったし。手配してもらってるから」
妻:「それにあの車燃費悪いし、維持費がかかる。」
私:「保険は俺が払えばいいんじゃないの?」
妻:「いい!別に。」
私:「社長に話ししたって、何て言ったの?」
妻:「本当の事言ったわよ。別居したので車が必要だから手配をお願いします。って」
私:「社長はなんて?」
妻:「まぁ仕方ないな。って」
妻:「ほら。戻ってくるようになったら別に車売ればいいんだし。」
私:「まぁ考えといてよ。」

もう、私に着々と帰る場所をなくしてますね。
それほど妻は私の事を嫌いというのが、よくわかりました。

帰る車の中で、YUは寝てしまいました。
私が実家へ戻るにはYUが寝てる方がまだ辛くなく帰れるので・・・・

車の中で妻が私に話しかけてきました。
妻:「お母さんには何て伝えたの?別居の件」
私:「冷却期間のために、一旦離れようと、それで戻ってきたと伝えているよ」
妻:「そう・・・・」

そして皆を家に送り届け、
その場をあとにしようとしたところ、妻に話しかけられました。

妻:「その格好できたの?」
私:「そう。」

それは妻から昔買ってもらった甚平でした。
私はそれを着て毎年花火大会に行ったのです。

そして、実家に着いた頃、妻からメールが入りました。

妻:「今日はお疲れ様でした。ありがとうございます。」
妻:「車の件は、やはりこちらで手配しますのでそちらで使って下さい。」
妻:「その方がそちらのお母さんとかも助かると思います。」
妻:「お母さん達に宜しく伝えて下さい。」

・・・・・その日即答でした。
その裏には、一人でやっていくという決心がついていたのかもしれません。

2008/08/18 (Mon)

一つの曇りもない笑顔。

家に帰り、会社へは家庭の事情で申し訳ありませんが休みますと伝えました。

さてこれから荷造り開始です。
ただ、何も知らないYUはすごい喜んでいます。
それは、今日はパパお休みだと思っているのです。

YU:パパ今日お休み?
私:うん。お休みだよ。だけど、お片づけしないとね。
YU:YUも一緒にする!
私:手伝ってくれるの?ありがとう・・・・

ロフトから必要な荷物を運び、一旦ロフトから2階へ降ろします。
ロフトへYUはあがったことがないので、私の荷物に関心がありました。
それはPCです。PCは私にとっては必需品でもあります。
調べ者から仕事の事まで、仕事柄でももちろん使うので絶対に必要なのです。

YUはキーボードを叩きならが、言いました。

YU:これインターネットするやつだよね?
私:うん。そうだよ~。
YU:やったーー!

初めてみるもので、嬉しかったんですね。
ずっとキーボードを叩いて遊んでます。マウスもカチカチやって遊んでました。

そしてある程度の荷物を2階へ置き、それを車の中に積み込みます。

私:じゃあこれを車の中に運ぶからね。
YU:お手伝いする!
私:・・・・ありがとうね^^

私が車の中に荷物を積み込んでるとき、YUは私のお手伝いが出来るのが嬉しいのか
一生懸命運んでくれました。
私はそんなYUの姿を見た時、込み上げてくるものがありましたが
またYUの前で泣く姿を見せるわけにもいかない!という気持ちで押さえ込みました。

そしてある程度の荷物を車へ運び、家にYUと戻りました。
そこから買い物があると義母が言ってたので、YUと私と義母と3人で買い物へ
最後の最後でも、妻とYUと私の3人で買い物なんてありませんでしたね。

昔から思ってましたが、よく義母、私、YUの3人で買い物に行く事があったのですが
私は、義母ではなく妻なら。。と何度も思った事か・・・・

そしてお昼を食べたのですが、マックで済ましました。

義母:「悪いわね。最後なのにマックで。」
私:「いえ。お構いなく。」
義母:「あぁもうDVD焼いてもらえなくなっちゃうわね。」
私:「・・・・・・・・」
義母:「空のDVDもって行く?」
私:「いりません。」

私は心の中でこう思いました。
最後の最後で、DVDを焼く話しなんてするかね?
俺の用途はそれぐらいしかなかったのですね。。アホらしい。
しかも何故か、すがすがしい顔をしてるのですよ。
心の中ではいなくなって嬉しい!と思ってるんだと思いました。

特に他に話しをすることもないので、YUに食べさせる事だけに集中してました。
そして家に戻り、YUとしばらく遊んでいました。
あまりにも楽しそうにするYUを見ると、ずっとこのまま居たいという気持ちが膨らんできて
離れる事が辛くなりできなくなってしまうので、早めに出ることにしました。

私:「パパね。ちょっとお買い物に行って来るね。」
YU:「YUも行く!」
私:「う~ん。。その後お医者さんに行かないといけないんだ。」
YU:「やだ。YUも行く!」
私:「お医者さん行く?」
YU:「やだ・・・・」
私:「ほら、じゃあBAAの言う事聞いて待っててね。」
YU:「うん。。」

そして私は車を走らせました。

私が休みだと知ると、パパと一緒にいられると思ってたYUの姿・・・
これから私と離れて暮らすことも知らず、無邪気に荷物を運んでくれたYUの姿・・・
顔合わせる度に、「パパ好き」「パパと結婚したい」と言ってくれるYUの姿・・・
出勤するとき「パパ早く帰ってきてね。いってらっしゃい!」と言ってくれたYUの姿・・・
あの曇りのない無邪気な笑顔を私は思い出し、
車を運転しながら、今までこらえていた涙があふれるように出てきました。

もう二度と会えない訳ではないんですが、私にはとても辛かったのです・・・
YU頑張れ!お前は男だ!何があってもくじけるな!
パパみたいになるんじゃないぞ!

そう思いながら、私は実家へと戻ったのです。

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